何かを達成したいと思っても達成できる人と、できない人がいます。これは才能とか資質の差なんでしょうか。
たしかに、生まれ持った遺伝子や与えられた環境も大きいと思います。でも、プロ野球選手になるとか大それた夢でなければ、ちょっとしたコツや継続で目標を叶えることができるはずです。
僕は、たいした人間ではありませんが、受験や就職先、転職先、セミリタイアと一応は自分の目標を達成してきました。
今日は、僕が考える目標達成のコツについて、いくつか書いてみたいと思います。
本当に達成したい目標なのか考える
当たり前と思うかもしれませんが、達成しようとしている目標が、本当に自分にとって価値あるものなのか考えましょう。
たとえば英語をしゃべれるようになりたいとか。年収1000万を達成したいとか。
それが心から叶えたいものであれば良いのですが、なんとなくカッコイイから憧れるとか他人への見栄がないか、もう一度よく確認しておきましょう。
なぜ、この作業が大切なのか。それは、自分にとって価値の低い目標だと達成したときに後悔することになるからです。
僕の最初の就職や大学受験がそうでした。僕の本当の目標は資産や時間のゆとりを持つことであったのに、目先の年収や見栄・プライドなどで就職先を選んでしまいました。
受験や仕事に費やした時間・努力を本当の目標に費やしていれば、僕はもっと楽しい時間を過ごせたと思いますし、たとえ年収の低い仕事であっても無駄遣いすることがなく結果的にセミリタイアももっと早くできていたはずです。
長期目標と短期目標を立ててご褒美を用意する
達成したい目標が決まったら、その大きな目標を小さい目標に分割しましょう。
たとえば、TOEIC900点が目標だったら、1年後にはまず700点突破、1ヶ月200個ずつ単語を覚えるなどです。
そして、短期目標を達成したら自分にご褒美を上げるようにしましょう。
旅行、服を買う、うまいご飯を食べに行く。自分の好きなことなら何でも良いです。
なぜ短期目標やご褒美が必要なのか。
人間は長期的な目標よりも目先のことに目がいってしまいます。
ちゃんと勉強すれば将来英語がしゃべれるようになるとわかっていても、今日漫画を読むとか飲みに行くという誘惑に負けるのが人間です。
それを防止するために、短期的目標を設定して、こまめに達成感を味わい、自分へのご褒美を餌にして頑張りましょう。
何かをやめたい場合のコツ
何かを辞めるという目標は難しいらしいです。
禁煙、禁酒に失敗している人が沢山いることからも、なんとなくわかると思います。
タバコのことを考えないようにしようと思った時点で、頭の中にはタバコが浮かんでいますからね。
コツは、やめようとするのではなく、別のことをするようにすることです。
タバコを吸いたくなったら、ガムをかむとかゲームをするとか。
人間、同時に2つのことはできません。行動も頭の中も別のことに向ければ、その瞬間はタバコのことも忘れることができます。
このとき、大切なのは代替行動を簡単なものにすることです。
タバコを辞めるかわりに、ガムやゲームよりもジョギングをするとかの方が健康にも良いでしょう。でも、それだと続きません。
ジョギングの習慣を身に着けたいなら、完全にタバコをやめた後に、新たな目標として取り組むべきです。
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