Uber Eatsに登録後、初めての配達に行ってきました。
登録時に説明を受けたり、冊子を読んで、仕事の流れは把握していましたが、初めての仕事ということで、やはり少し緊張しました。
この記事では、これからUber Eatsの配達を始める人の緊張を少しでもほぐせるように実際の業務の流れや事前に準備しておいた方が良いことを書いてみます。
事前に準備すること
配達に使うバッグは、Uberから支給されますが、それ以外のものは基本的に自分で調達しなくてはいけません。
自転車に配達する人の場合、あると特に便利なものがタオルとスマホホルダーです。
写真で伝わるかわかりませんが、Uberの配達用バッグは相当デカイです。一度でも配達員を見かけたことがある人は「ずいぶん大きなバッグを背負ってるな」と絶対に思うはず。
それでいて1回で運ぶ料理の量は少ないことがほとんど。料理の依頼が複数人分であっても、スペースにはかなり余裕ができます。また、料理の依頼が一人分だけということも意外と多いです。
実際、僕の初回配達のお客さんは一人分の注文でした。
この一人分の料理をただバッグの中にいれて運ぶと、バッグの中で料理が動いてしまい、中身がぐちゃぐちゃになってしまう可能性があります。
そこで役立つのがタオルです。
バッグの中のスペースにタオルを詰めれば、揺れを軽減できて安全に料理を運べます。
次に必需品なのがスマホホルダーです。
Uber Eatsでは配達先がスマホアプリに表示されます。道順もスマホの地図に表示されます。
しかし、当然、自転車の運転中はスマホを操作してはいけません(道路交通法違反です)。そもそも危ないですし。
そうすると、いったん停車して、ポケットからスマホを取り出して、アプリを開いて確認して、またポケットにしまってということを繰り返さなくてはいけません。初回配達時、これがすごく面倒に感じました。
それで、「これは買わなきゃダメだな」と思ったのが自転車にスマホを固定するスマホホルダーです。
スマホホルダーを使って画面を表示させておけば、この一連の作業が不要となります。
あると便利なもの
必需品というわけではありませんが、冬季限定で、あると便利ものとして、スマホを操作できる手袋です。
冬は手が冷たくなるので、自転車の運転時に手袋をする人が多いと思いますが、普通の手袋だとスマホが反応せず操作できません。手袋をしたまま操作できる手袋があれば、楽ちんです。
仕事の流れ
ここからは、僕が実際にやった初回配達時の流れです。
心配性の僕は、自転車、バッグ、タオルを準備して、スマホの充電を満タンにして、仕事を開始しました。
アプリを起動
まずやることは、アプリを起動して、オンライン状態にすることです。
オンライン状態にすることで、配達要請の通知が来るようになります。
基本的に現在いる地点から近い店舗の配達要請がきます。そのため、最初は自宅周辺など土地勘のある場所でオンライン状態にしましょう。
また、依頼がきた仕事は原則として受けるようにすべきですが(長期にわたり極端に拒否率が高いと、依頼の数が減ったりするようです)、最初は選り好みしても大丈夫です。
僕も、最初は自宅から近く、自分がよく知っている店の配達をしたかったので、1件目に来た集荷先まで15分の店の依頼を拒否しました。
そして、2件目の、家から5分の店の依頼を受けました。こちらの店は客として行ったことがある店でもあったので、かなりリラックスして向かうことができました。
カバンをもって出発
アプリ上で依頼を受諾したら、バッグを背負って自転車で店舗に向かいます。
一応、店まで行くのにかかる時間も表示されますが、目安なので気にする必要はありません。
僕も5分と表示されていましたが、実際には自宅から店までのドアトゥドアで8分くらいかかったと思います。
料理の受け取り
店舗につくと、アプリ上で注意書きの欄を確認します。店舗によっては受け取り場所に指定がある場合があります。たとえば「他のお客さんに合わないよう店の入口ではなく裏口から入ってきて」など。
僕の初回配達では、特に注意書きがなかったので、普通にお店に入り、店員さんに「ウーバーイーツです」と挨拶して料理を取りにきたことを伝えます。
すると、番号を聞かれるので、アプリに表示されている番号を伝えます。
これは、複数の注文が入っている場合に間違えて別の配達員に渡さないようにするための手順です。
料理を受け取ったら、バッグにしまい、その場でアプリ上で「受け取り・評価」をします。自分も店舗側から評価をされているので、失礼のないようにしましょう。
とは言っても、挨拶、番号を伝える、受け取りくらいしかないので、よっぽど変なことをしない限り、お互いに高評価をつけて終わりだと思います。
ちなみに、店に到着しても料理がまだ出来上がっておらず待たされることがあります。僕の初回配達でも、まだ料理ができておらず3分くらい、お店の中で待ちました。
配達先に出発
受け取り操作をしたら、アプリ上に今度はお届け先の住所が表示されます。
地図も出てくるので、迷うことなく向かうことができます。
僕の初回配達はお店からだいたい5分ちょっとの場所でした。自宅からも5分くらいの距離だったので土地勘もあり、安心して配達先に到着することができました。
ここでも、インターホンを鳴らし「ウーバーイーツです」と名乗り、料理を渡して、アプリ上で配達完了の操作をしたら、1つの仕事が完了です。
ちなみに、お届け先は住所が表示されますが、名前は表示されません。多分、プライバシーを考慮しているのだと思います。
配達が完了すると、1回の配達での報酬もすぐに表示されます。
2019年1月現在の東京での1回の配達(2.43キロ)だと、このくらいの報酬となります。
初回配達完了時の感想
最初は緊張するが、終わってみれば、「あっけないほど簡単だったな」というのが正直な感想です。
スマホの操作に慣れていて、健康な人であれば、絶対にできる仕事です。
また、自分の好きな時間にだけ仕事ができて、シフトなどに縛られない気楽さも良いです。普段デスクワークが多く、運動不足を解消したい人にとってはダイエットなどにもなって一石二鳥です。
ただ、やはり欠点もあります。それは、好きな時間にちょこちょこと配達するだけでは少し割に合いづらいという点です。
僕の初回配達の報酬を見てもらえれば分かる通り、決して楽して大金を稼ぐという仕事ではありません。
まとまった金額を稼ごうと思えば、当然まとまった時間、稼働しないと難しいです。Uber Eatsの配達は1回の報酬だけでなく、クエストといって、短期間に回数をこなすとボーナス報酬のようなものを貰える仕組みになっています。
つまり、やればやるほど効率的に報酬が増えるシステムです。
なお、配達エリアにもよると思いますが、僕が配達するエリアでは、依頼する人は若めのちょっとリッチな方が多そうでした。立派なマンションとかに配達することがほとんどです。やっぱり配送料がかかりますし、新しいサービスなので、経済的余裕があり、新しいものに抵抗がない若い人で、仕事が忙しくバリバリ稼いでいる人が多いのかなと思います。
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