ミニマリストは直訳すると最小主義ですが、物を減らしすぎるのは、かえって良くないです。
9月6日に北海道で大きな地震がありました。
停電や断水も起きたようです。幸い、インフラは順次、復旧してきましたし、道内のコンビニなどは店員が頑張って営業を続けたおかげで、そこまで大きな問題は生じなかったようです。
しかし、運が良かっただけです。
次に被災したときは、本当に何日も電気や水がこなかったり、店の営業がストップする可能性があります。
そう考えると、ある程度の備蓄は必要です。
ミニマリストは二言目には「物は店で買えばいい。人に借りればいい」といいますが、本当の緊急時には、そんな言葉は通用しないと思ったほうが良いです。
最低限、数日分の食料と飲料水は用意しましょう。
心配性な人は防災バッグを1つ用意しておくのも良いでしょう。
ミニマリストは物を減らすのも大切ですが、一番大事なのは不安や心配事を減らすことです。
キャッシュレスもほどほどに
モノの他に必要なのが現金です。
最近はクレカやSuicaの普及で現金を使う機会が減りました。
ある程度の都市に住んでいて行く店を選べば、現金を持ち歩かなくても生活できます。
でも、財布に1,2万円くらいは入れておきたいですね。
災害が起きて、電気が止まると、カードは使えませんし、ATMが止まると現金もおろせません。
現金を持っておらず、災害がきた場合、店が営業していても買い物ができないことになります。
ミニマリストだとマネークリップを持ち歩き、財布は持たないという人もいるかもしれません。
それでも良いと思います。お札を少しだけでも全く現金を持たないよりは、ずっと安心です。
ちなみに僕はアブラサス社の薄い財布を使っています。これもミニマリストに大人気ですよね。
最小限のお札、カード、小銭を持ち歩ける上に、ズボンのポケットに入れてもかさばりません。男性には強くおすすめしたい商品です。
株は売るべきか買うべきか
投資ブログなので、最後に災害時に株を手放すべきかどうかも書いておきたいと思います。
災害が起きたときは、株を売るタイミングなのか、買うタイミングなのかは難しい問題だと思います。
すぐに売りに転じて損失を減らすことができる場合もありますし、逆に災害時に買っておくことでその後のリバウンドを拾える場合もあります。
僕の考えは動かないのが正解ということです。
タイミングを見計らっての投資は、平常時でさえ難しいです。
緊急時はなおさらです。一般人に冷静な判断はできないと思った方が良いです。
普段からデイトレで稼いでるようなトレーダーは別でしょうが、インデックス投資家や長期投資家はペースを乱さずじっくりいきましょう。
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