限界までお金を使えという「まやかし」と倹約家バフェットのカッコよさ

連日、スタートトゥデイの前澤社長がツイッターやインスタグラムを騒がせていますね。

彼はよく「限界までお金を使え」と主張しています。

限界まで使え。“世界の前澤”が語る「お金を増やす方法」はシンプルだった|新R25 - シゴトも人生も、もっと楽しもう。
「ちょこちょこ使ったって、何も変わらない」

実際に高級絵画やプライベートジェットを買っていますから、嘘ではなく、本当にそういうライフスタイルなんだと思います。

しかし、これを一般人に勧めるというのは個人的には疑問です。

彼には、年間35億の配当収入と時価総額1兆円を超えるスタートトゥデイという会社の株・代表取締役という地位がありますからね。

言ってみれば、お金を使い切っても、来月に役員報酬、来年に莫大な配当収入が入ってくることが、ほぼ確実な状況なわけです。

そりゃあ限界までお金をつかっても問題ありません。

しかし、普通のサラリーマンは違います。

給与は月10万~数十万程度。株を買ってる人でも、配当も微々たるものでしょう。

万が一、1億円分の株を持っていても、3%の配当だと300万。税金を引いたら240万を切ります。

普通のサラリーマンが限界までお金を使っていて、勤務先の会社が倒産したり、病気にでもなったら、お手上げですよね。

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限界までお金を使うと成長するのか?

もちろん、お金を使うことを完全に否定するわけではありません。

しかし、「限界までお金を使えば自分が成長する」というのは疑問です。

そもそも成長するためにお金ってそれほどかからないと思うんですよね。

本を読んだり、人と交流したり、芸術鑑賞したり。

どれも、無料か、わずかばかりのお金でできることばかりです 。

別に、高級絵画を購入するのも、美術館にいって鑑賞するのも、同じじゃないでしょうか。

あと、人間が一番成長できるのって、結局、勉強や仕事を一生懸命やることですよね。

お金って全然必要ありません。

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バフェットは倹約家

天才経営者・投資家のバフェットは、9兆円もの資産家でありながら、60年以上前に購入した質素な家に住んで、移動も3万ドルのスバルの車です。

自分の報酬は年10万ドルにおさえて、贅沢はせず、無駄なお金は使わず「価値と価格は異なる」と言い切ります。

じゃあ何にお金を使っているかというと、たとえば2006年には370億ドルを寄付しています。

また自分の死後にも財産を子供に残さず、社会のために使われるようにすると明言しています。

「成功と贅沢とは何か?」と聞かれて「成功とは好きことをしていい結果を出すこと。毎日自分の好きなことをするのが贅沢。贅沢な暮らしをする必要はない」と答えてます。

富豪バフェット氏の超質素な生活 資産9兆円、自宅は60年前のまま
世界的な大富豪の投資家バフェット氏。その生活は質素そのものです。自宅は60年前に買ったまま変えず、コーラが大好きという親しみやすい人柄です。

最高にカッコいいですね。

まあ、バフェットを例に出すのはズルいかもしれません。

でも、別に、財産を寄付したりしなくても、普段は節約しながら、本当に価値があるものに投資したり、自分の家族や周りの人など目に見える範囲内の人を幸せにできていれば十分カッコいいと個人的には思います。

お金に物を言わせて消費しまくる人生よりも、ずっと素敵じゃないでしょうか。

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