2019年4月より、サービスを開始したSBIネオモバイル証券ですが、当サイト含め、多くのブログで激推しされていますね。
まあ、アフィリエイト収入になるからというのが理由の1つなんですが、使い方によっては大きなメリットがあるのもたしかです。
この記事では、そんなネオモバイル証券のメリットとデメリット及び効果的な使い方を説明します。
SBIネオモバイル証券のメリット
- 端株(単元未満株)購入の手数料が0円
- 1株で優待をもらえる銘柄を実質無料で手に入れられる
- 毎月Tポイントがもらえる
- Tポイントを使って株を買える
なんと言っても、一番のメリットは端株の購入手数料が無料になることです。
普通の証券会社で単元未満株を購入しようとすると、割高な手数料がかかります。
たとえば、SBI証券で600円の株を1株買う場合、手数料は54円。9%もの手数料がかかってしまいます。
これに対し、ネオモバイル証券は、月額サービス料が200円(税別)かかるものの株の購入に使えるTポイントが200ポイント付与され、手数料自体は無料です(月間取引額50万円以下の場合)。
つまり、600円の株を1株買う場合、手数料は16円だけということになります。
しかも、他の証券会社では、端株を購入するたびに割高な手数料を支払わなくてはいけませんが、ネオモバイル証券は月間取引額が50万円までは手数料はかかりません。
端株の購入に使う限り、よほどのことがなければ1ヶ月の実質負担額は消費税分の16円だけということになります。
これはネオモバイル証券だけにある大きな特徴です。
デメリット
- 株の売買をしなくとも月額料金がかかる
- もらえるTポイントは期間限定、用途限定
- 特定口座のみ。NISA口座は使えない
- 端株売買のデメリットとして約定のタイミングは選べない
端株の購入にはメリットのあるネオモバイル証券ですが、逆に言うとそれ以外の点ではデメリットもあります。
手数料の安い投資信託の購入はできないですし、全く取引をしない期間もサービス利用停止をしておかないと、毎月200円+消費税がかかります。
米国株などの海外株にも現時点では対応していません。
ネオモバイル証券のおすすめの使い方
以上より、ネオモバイル証券の効果的な使い方は端株の購入・所有・売却に使うことです。
端株を買ったり所有していても、通常、たいしたメリットはないのですが、例外が2つあります。
- 1株で優待がもらえる銘柄を購入する
- 継続保有が優待付与の条件となっている銘柄を購入する
株主優待は通常1単元以上の株式を持っている株主に交付されます。
しかし、極めて少数ですが、1株でも持っている株主に優待品をくれる会社もあります。
これらの会社の株をわずかな投資で取得してずっと所有しているだけで毎年優待をもらえます。
かなり割の良い投資です。


2つ目は、優待クロスと端株の継続保有を組み合わせることで優待品のグレードアップを狙う方法です。
たとえば、アマナという会社は100株以上の保有で1年に1回2キロのお米を優待品としてもらえます。
これが、1年以上継続して保有していると4キロのお米にグレードアップします。
100株購入してずっと保有していても良いのですが、株が値下がりするリスクを取りたくない人もいるでしょう。
そういう人は、権利確定日までに優待クロスをすることで、リスクなく優待品をゲットするわけですが、これだと継続保有にならないのでもらえるお米は2キロだけ。
しかし、1株だけ株を継続保有しておいて権利確定日までに100株優待クロスをすれば、1株分の値下がりリスクを負うだけでお米を4キロ手に入れられるというわけです。
継続保有が条件となっている銘柄の優待クロスをおこなう人にはネオモバイル証券が今後は口座開設必須の会社になります。
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