idecoを始めるべき人とやらない方が良い人

先日、「20代はidecoに加入すべきでない」と言っている人をSNSで見かけました。

僕としては、そんな馬鹿な!という感想を持ちました。

20代とひとくくりにされてますが、人によって収入も家族形態もバラバラ。年齢で決まるわけがありません。

今日は僕が考えるidecoを始めた方が良い人、始めない方が良い人について書いてみようと思います。

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idecoのメリット・デメリット

まずはidecoの良いところ、悪いところを確認します。

idecoのメリット
掛け金が所得控除の対象になる
運用益に非課税
引き出し時は課税されるが、退職金控除、年金控除を使える
破産しても、没収されない。差し押さえ財産の対象外

idecoのデメリット
60歳まで引き出せない(今後伸びる可能性もなくはないです)
加入時、運用期間中、受取時に手数料がかかる
特別法人税が復活する可能性が0ではない

これらが主なメリットデメリットになります。

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加入すべきかは所得、退職金、年金、生活費で決まる

idecoに向いている人はズバリ所得が高い人です。イケイケの外資系やバリバリ稼ぐ個人事業主などが代表例でしょうか。

日本は累進課税制度ですから、所得が高い人は当たり前ですが、税率が人より高くなっています。そうするとidecoによる所得控除のインパクトが低所得の人よりも大きいです。

また、高所得なら生活にも比較的余裕があるはずで、掛け金に回しても問題ないでしょう。なお高所得なのに生活に余裕がないということであれば、ライフスタイルに問題があるので節約に励みましょう(扶養家族が多いとか病気の家族がいるなど特別な事情がある場合は除きます)。

もっとも低所得であっても、idecoをやっちゃいけないわけではありません。所得税率が5%でも住民税率10%と合わせて掛け金の15%は節税になります。高所得者ほどでオススメではありませんが、十分メリットを享受できます。

次にidecoに向いていない人について書きますが、まずは「今を楽しみたい。将来なんてどうでも良い」っていう人です。

僕とは価値観を相容れないのですが、まあ、こういう人いますよね。

生き方、信条は人それぞれだと思うので、否定はできません。実際、早死にして、しかも遺族もいなかったとしたら、idecoなんてやって多少節税できたとしても意味がないですから。

人間いつどうなるかなんて、終わってみてからじゃないとわかりませんし、こういう人にはidecoは不要だと思います。

また、将来、職場からの退職金や年金をかなり多くもらえる見込みの人もidecoをやらなくて良いかもしれません。某大手自動車メーカーや国家公務員キャリアなどが当てはまるでしょうか。

こういう人はidecoのメリットである退職金控除・年金控除をいかせません。それでも所得控除などのメリットはありますが、デメリットもあることを考えると慎重に考えたほうが良いでしょう。

そもそも、退職金と年金が多い人は、老後のお金は確保されているわけですから、idecoで備えなくても良いわけです。普通に現在の生活を楽しむために使ったり、NISAや特定口座で運用すれば十分かもしれません。

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普通の人はどうする?

idecoに向いている人、向いていない人。どちらも極端な例を挙げて説明しましたが、大部分の人は、この中間に属すると思います。

「高所得というわけではないけど月2万3000円くらいの掛け金なら、まあ拠出できるよ」「退職金や年金は当てにしてないけど、いくらかは出ると思う」というような人。

僕もこの部類です。

idecoをやるかどうかは、最終的には個人の好みになるのですが、やはり最初に書いたidecoのメリットは絶大です。どちらかと言えば、向いている人の方が多いでしょう。少なくとも怪しげな保険会社が売ってるような個人年金の類よりはオススメできます。

平成30年3月時点でideco(個人型)の加入者数は85万3723人らしいですが、これは少なすぎる。

現在未加入の人にidecoのメリットデメリットをきちんと伝えれば、「もっと早く入っておけば良かった」という人はかなりの数になると思いますね。

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