レイ・ダリオのPRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則を読んだが俺には難しすぎた
世界で有数の投資ファンドマネージャーレイ・ダリオの書籍を買って読んでみました。

 

とにかく厚い。そして長い。

 

久しぶりに途中で挫折し、流し読みになってしまいました。

 

アマゾンのレビューでは評価が高いですが、これは読者をかなり選ぶのではないでしょうか?

 

 

ネットの短い文章に毒されている僕には難しすぎました。

 

 

 

レイ・ダリオから得た学び

それでも、本書から今後の人生で活用していきたいと思った記述をいくつか紹介したいと思います。

 

  • 失敗しないことではなく、失敗から学び、すばやく改善すること
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  • 常に学び改善しようとすれば上達することが本質的に楽しくなる
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  • 人は幸せにしてくれる何か(物)は上手になることで得られる長期的な満足に比べれば足元にも及ばない
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  • 人間は進化こそが重要
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  • 苦痛を感じない、失敗しないとうことは限界まで頑張っていないということ
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  • 良く見せようと心配しない 目標達成できるかどうかを心配しよう

 

どれも当たり前と言えば当たり前の話かもしれません。

 

しかし、1年の報酬だけで何億ドルも稼ぐ人間が「幸せを感じるのは物を手に入れた時ではなく、何かを上手くできるようになること(進化、成長)」と言い切っているところに説得力を感じます。

 

たいしたことがない自分の人生を振り返っても、幸せを感じた時というのは、勉強や仕事で知識を得たり、成果を出したときです。

 

パソコンやスマホを買ったときではありません。ブランド物の服を買ったときでも、株を買ったときでも配当をもらったときでもありません。

 

セミリタイア志向の人とは真逆

この本を読み切ることができなかった理由の1つが、著者と自分の志向が真逆に近いためです。

 

レイ・ダリオは、この著書で、一緒に働く仲間と成長していく方法、組織のルール作りについて、かなりの紙面を割いています。

 

しかし、僕は自分の成長や楽しみについては興味を持てますが、他人にそこまで興味を持てません。仕事仲間であっても衝突とか話し合いは面倒だと思ってしまいます。

 

話し合いが必要な関係なら、お互い離れた方がマシというスタンスです。

 

なので、いくら組織のルール作りやチームワークについて説かれても全然頭に入ってきませんでした。

 

それで挫折したというわけです。速攻で中古本として売ってしまいました。

 

本のデザインも一風変わっていて、分厚いので本棚に置いておくと知的さをアピールできそうなカッコ良さはあるんですけどね笑

 

ちなみに、著者がレイ・ダリオだからと言っても、具体的な投資法や経済動向・予測についての記述は一切出てきません。投資や経済については、また別冊として書き始めるようなので、それらを期待している人は、もうしばらく待ちましょう。